サントリーホールディングス前会長・新浪剛史氏。
ローソン社長として改革を断行し、サントリーを“創業家以外で初めて率いた男”。その挑戦的な経営スタイルは「やってみなはれ」の精神そのものと称賛され、経済界のスターとして輝きを放ってきました。
ところが今、その輝きに翳りがさしています。
発端は――「大麻由来成分を含むサプリメント」をめぐる警察の捜査。そして記者会見で飛び出した、耳を疑うような説明です。
「知人女性が一方的に送りつけてきた」
この言葉が一気に火をつけました。
“知人女性って誰? 奥さん? 恋人? それとも別の関係者?”
世間の視線は、経済界の大物を取り巻くプライベートに突き刺さっています。
■ 奥さん説:「知人女性」とは呼ばないはず
まず浮かぶのは奥さん。けれど、もし本当に妻なら、わざわざ「知人女性」とぼかす必要はありません。
「妻が健康のために購入した」――そう説明すれば済む話。
逆に「知人女性」という表現を使ったことで、奥さん説は急速にしぼみ、“妻ではない誰か”という想像を世間に広げてしまいました。
■ 恋人説:ぼかした表現に漂うリアルさ
次にささやかれるのが恋人説。
経済界のトップが「恋人から送られた」とは口が裂けても言えない。だからこそ“知人女性”とオブラートに包んだのでは――という推測です。
もちろん、これは裏付けのない憶測にすぎません。
ですが「曖昧な言い回し」がかえって現実味を帯び、人々の想像をかき立てているのも事実です。
■ 健康・ビジネス関係者説:もっとも筋が通る?
新浪氏は60代にしてジム通いを欠かさず、栄養や筋トレに徹底してこだわる人物。
そう考えると、トレーナーや栄養士、あるいは海外の知人やビジネス関係者から「健康に良い」と勧められて送られてきた可能性は十分にあります。
「一方的に送りつけられた」という説明は、このシナリオなら自然。
“違法な輸入に自分が主体的に関与したわけではない”と主張したい意図も透けて見えます。
■ 新浪剛史の婚姻歴は3回?
さらにネットで話題になっているのが婚姻歴の噂。
「実は結婚と離婚を繰り返し、婚姻歴は3回にのぼるのでは?」という声が飛び交っています。
もしこれが事実なら、“知人女性”をめぐる推測にも奥行きが加わります。
- 現在の妻ではなく、過去の配偶者との関わり?
- あるいは離婚・再婚の過程で生じた人間関係が、今回の“送りつけ”につながっている?
ただし、この婚姻歴については確たる情報はなく、あくまで“噂レベル”。
しかし、火のないところに煙は立たない――そう思う読者も多いはずです。
■ なぜ女性の正体は伏せられているのか?
捜査はまだ継続中。家宅捜索でも製品は見つからず、尿検査も陰性。つまり、決定的な証拠は出ていないのです。
この段階で報道各社が女性の素性に踏み込まないのは、
- 捜査上の秘密保持
- プライバシー保護
- 名誉毀損リスク
といった理由からでしょう。
しかし“知人女性”という曖昧な言葉だけが独り歩きし、逆に人々の想像を膨らませています。
■ まとめ:空白のピースが世間を熱狂させる
- 奥さん説 → 表現の不自然さから可能性は低い。
- 恋人説 → 曖昧さがかえってリアルだが、証拠なし。
- 健康・ビジネス関係者説 → 最も筋が通る。
- 婚姻歴3回説 → 噂の域だが、“知人女性”の背景を考えるうえで無視できない。
結局のところ、“知人女性”の正体はいまだ闇の中。
しかし、この「たった一言」が世間をここまでざわつかせているのは、やはり新浪剛史という人物がただのビジネスマンではなく、“時代の象徴”だったからにほかなりません。
果たしてこの空白のピースは埋まるのか。
それとも、謎を抱えたまま彼のキャリアは終わってしまうのか――。
このスキャンダルは、まだ序章にすぎないのかもしれません。