赤いつなぎに黒縁メガネ、そして存在感バツグンのヒゲ。
見た瞬間「誰!?」とツッコミたくなるビジュアルなのに、一度動画を流すと……子どもが夢中になって歌いだす。
そう、今や幼児向けYouTube界で異彩を放つ存在――その名も 「ヒゲパパ」。
「はたらくくるま」や「恐竜のうた」など、子どもに刺さる鉄板ソングを全力で歌い上げる姿は、ただの“歌のおじさん”では終わらないインパクトを放っています。
今回は、そんな謎めいたYouTuber「ヒゲパパ」の魅力を、プロフィールから人気の秘密まで徹底的に掘り下げます。
子どもがつい踊りだす！「ヒゲパパのマジ歌」とは？
ヒゲパパのチャンネル名は 「ヒゲパパのマジ歌 -hige papa songs-」。
「マジ歌」と銘打つだけあり、振り付き・全力歌唱で挑むスタイルが最大の特徴です。
- 代表曲は「はたらくくるま」
- ほかにも恐竜、動物、童謡などレパートリー多数
- 1本あたり約3分の“ミニライブ形式”
親子で一緒に見られることを意識して制作されているため、安心して流せるのもポイント。コメント欄には「朝から息子が絶叫してます」「車好きの子どもがドハマり」など、全国のパパママからの熱い声援が止まりません。
さらに最近は、自治体の消防本部とコラボするなど活動の幅を広げ、“ただのYouTuber”から一歩抜け出した存在になりつつあります。
中の人はどんな人？プロフィールを徹底解剖
気になる「ヒゲパパ」の正体。本人が公表している情報を整理すると――
- 本名：非公開
- 年齢：45歳（1979年12月生まれ）
- 家族：妻（エグゼクティブプロデューサー）、長男8歳、次男4歳
- 居住地：関西地方（兵庫県加古川市の可能性が高い）
奥さまが制作面で関わっているのも面白いところ。まさに家族ぐるみで「ヒゲパパ」プロジェクトを育てているのです。
関西を中心にライブ出演やコラボを展開しており、和歌山のアドベンチャーワールドのSNSアンバサダーも務めるなど、地域とのつながりも濃い人物。謎めいた部分は多いものの、“親しみやすい父親像”を強く感じさせます。
驚異の実績！登録者数と再生回数が語る人気
- 登録者数：27万人以上（2025年5月時点）
- 総再生回数：約4億回
- 動画本数：約200本
注目すべきは 更新ペースの少なさ。
人気YouTuberの多くが毎日〜数日に一度の投稿を続ける中、ヒゲパパは1〜2週間に1回ほど。にもかかわらず、この再生数と登録者数を記録しているのです。
つまり、一度公開された動画の“持ち”が圧倒的に強い。子どもが繰り返しリピートし、気づけば家の中で無限ループ再生されている……そんな現象を生み出しているからこそ、再生数が爆発的に伸びているのです。
ちなみに最も人気の動画は「グーチョキパーでなにつくろう」。意外にも“乗り物ソング”ではないあたり、子ども心のツボの深さを感じさせます。
ヒゲパパが子どもに刺さる理由
なぜヒゲパパは、ここまで子どもを虜にするのか？
- インパクト抜群の見た目
赤いつなぎにヒゲとメガネ。シンプルに「忘れられない」キャラ性。 - 全力の歌とパフォーマンス
ただ歌うだけではなく、体全体で表現するエネルギッシュさが伝わる。 - “学び”と“楽しさ”の両立
歌のリズムに合わせて言葉を覚えたり、乗り物や動物の名前を自然と学べる。 - 親も安心して見せられる
過激さや不安要素がなく、家庭で安心して流せる“教育エンタメ”。
とくに男の子には「はたらくくるま」「恐竜」といったテーマが直球で刺さるため、夢中になりやすい傾向が強いようです。
本の出版、地域とのコラボ…広がる活動の輪
YouTubeだけでなく、ヒゲパパは 絵本の出版 や 自治体との公式コラボ にも進出。
「YouTuber」という枠を越え、リアルな子どもたちの生活に入り込みはじめています。
ライブ出演では子どもたちが一斉に歌い踊る光景が広がり、まるで“令和の歌のお兄さん”のような立ち位置に。今後もイベントや企業コラボが増えていく可能性は高いでしょう。
まとめ：ヒゲパパは子どもと親をつなぐ新しい“歌のお父さん”
一見するとただの個性派YouTuber。けれど、その歌声とキャラで子どもたちを夢中にさせ、親をも巻き込んでいく――そんな不思議な力を持つ「ヒゲパパ」。
- 登録者数27万人超え
- 総再生4億回
- 本の出版や地域コラボも展開
ただのブームではなく、確実に「幼児向けエンタメの新定番」として存在感を放っています。
次に子どもが口ずさんでいる歌、その後ろには“赤いつなぎのヒゲパパ”がいるかもしれません。