8月30・31日に放送された日本テレビ系『24時間テレビ 愛は地球を救う』。
今年、チャリティーマラソンのランナーを務めたのは、SUPER EIGHT・横山裕。
幼い頃から家庭の困難を経験し、「支援を必要としている子どもたちの力になりたい」と走りに挑んだ横山は、灼熱の猛暑とケガに苦しみながらも、放送時間内に見事105キロを完走しました。
ゴール直後、両国国技館に響いたのは――
「オカン、見てんのか?オレやったぞ!」
この叫びに涙した視聴者は数知れず。番組史に残る名シーンだったと言えるでしょう。
…しかし。
その感動の陰で、ひとりの“迷惑配信者”が騒動を巻き起こしていたのです。
■ 感動のランをかき乱した妨害行為
横山が走り出して間もない30日夜、沿道から突如「24時間テレビは来年からやめろ!」と叫びながら近づく人物が出現。警備員に取り押さえられる一幕がありました。
さらに翌31日のゴール直前、再び現れたその人物は、横山のすぐ背後で――
- 「全然感動できない!」
- 「チャリティーじゃない!」
と声を荒らげながら執拗に追跡。
しかもその様子を“生配信”で垂れ流していたというのです。
多くの観客が感動を分かち合う中で、一人だけ空気を壊すような存在。
この振る舞いにSNSでは怒りが爆発し、「誰だこいつは?」と犯人探しが始まりました。
■ ネットで囁かれた「アダチー説」
最初に名前が浮上したのは“アダチー”。
迷惑行為や過激な発言で知られる配信者であり、「また彼がやったのでは?」という噂が瞬く間に広がっていきました。
当初はあくまでネット上の憶測。
しかし、その後の展開が事態を決定づけます。
■ アダチー本人が残した“決定的な発言”
なんとアダチー本人が、自らの発信でこう語っていたのです。
「横山裕にギャラが高いと言ってやりました」
「24時間テレビ抗議。取り押さえられました」
この言葉により、「迷惑配信者=アダチー説」は一気に“噂”から“ほぼ確定”へ。
SNSでは――
「本人が認めてるじゃん」
「やっぱりアダチーだったか」
「もう隠せないでしょ」
と炎上状態となりました。
もちろん公式に認定されたわけではありません。
ですが、発言の内容が妨害行為の報道と一致している以上、“本人確定”と見る人が多いのも無理はないでしょう。
■ 妨害にも揺るがなかった横山裕の強さ
注目したいのは、横山自身の姿勢です。
後ろで騒ぎ立てる声に気づかないはずがない。
しかも足を痛め、体力も限界に近づいていた。
普通なら集中力を乱されてもおかしくありません。
それでも彼は、まっすぐ前を向き続けました。
仲間の声援、ファンの期待、そして自分を支えてくれた家族の存在――。
すべてを背負い、最後まで走り抜いたのです。
ゴールの瞬間に見せた涙と叫びは、妨害などかすんでしまうほどの本物の感動でした。
■ アダチー騒動が投げかけるもの
今回の件は、単なる一人の迷惑行為にとどまりません。
ネット配信が身近になった今、「注目されたい」「炎上したい」という動機で過激な行動に出る人は少なくないのです。
しかし、それは誰かの努力や感動を踏みにじる行為でもあります。
ましてや、24時間テレビのように“支援”をテーマにした場を荒らすことは、多くの人にとって許しがたい冒涜でしょう。
■ まとめ:迷惑を超えた“感動の勝利”
- 横山裕は105キロを走破し、歴史に残る名シーンを生んだ。
- その裏で、妨害を繰り返す“迷惑配信者”が登場。
- 「アダチー」説が浮上し、本人の発言によりほぼ確定と見られている。
- それでも横山は一切乱されず走り抜き、感動のゴールで全てを凌駕した。
🎤 感動と騒動。光と影。
2024年の『24時間テレビ』は、その両方を映し出しました。
けれど最後に人々の心に残ったのは、妨害者の名前ではなく――
汗と涙で走り切った横山裕の姿。
それこそが、この夏最大のドラマだったのではないでしょうか。